地球のどこかで会いましょう

旅について感じたまま綴ります。普通の人はまぁ行かないようなところに行ったりします。踏んだことない土を一つでも多く踏んで死にたい。通算40ヵ国くらい。サラリーマンは副業です。

ボスニアでドライブ日和/サラエボへ移動【ボスニア・ヘルツェゴビナ②】

≪2014年冬 ボスニア・ヘルツェゴビナの記事です≫

 

気持ちのいい朝

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昨晩、暗がりで禍々しく見えていた廃墟たちも日の光が当たると心なしか爽やか

 

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落書きがシャレオツ感を増している廃墟。中はどうなっているんだろう?

 

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こんな西洋風の建物にも銃痕が残ります。

 

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↑ ソンくんと仲良く写真を撮りまくっている様子が影になって写っていました。

ソンくんはソウルのユニクロでアルバイトをしていたことがあるそうです。時給はいいけど、常に笑顔で接客!とかルールが厳しくて大変だったみたいです。

日本が大好きで、日本に遊びに行くために友達と共同の銀行口座を作ってお金を貯めていると話していました。

こういうのを聞くと日本人として嬉しいし、誇らしくもあります。

 

政治と文化は、切り離して考えるべきだと思います。

どこに行ってもいい人もいればそうでない人もいるし、個々人がコミュニケーションを取る分には、ある程度までは歩み寄れると思っていて、そういう世界になればいいなぁと常々思っています。

 

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↑ 吹いたら倒れそうなレンガ

 

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↑ 車の形が社会社会主義っぽい(昭和風なだけ?)

 

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宿のお父さんに送ってもらい、昨日と同じバスターミナルからサラエボ行きのバスに乗ります。ソンくんも一緒です。

 

お父さんはお母さんよりたどたどしい英語でしたが、戦争中の話など一生懸命聞かせてくれました。

今私たちが車で走っているメインストリートも、当時は死体がゴロゴロ転がり、野良犬がそれを食べていた。

友人も隣人も、瞬く間に犠牲になった。電気も水も食料もなかった。

今なお満足に仕事もないような国だけれど、でも自分たちは大丈夫。暖かい部屋でゆっくり眠ることができるのだから、と、人懐っこい笑顔で。

 

かつて彼ら一般市民たちは、民族も宗教も関係なく仲良く暮らしていた。ごく一部の愚かな政治家たちが始めた戦争であった、と。 

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めっちゃ傾いてる街灯

 

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ごつごつした岩肌に鮮やかな水面が映えます。最高のドライブ日和です。

 

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峠に差し掛かると、次第に雪景色に変わりました。

 

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街に近づいてきました

 

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社会主義っぽい建物のオンパレードに興奮しています

 

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じゃじゃーん!見てくださいよこの形状。窓の感じ。香港の重慶マンションとかを思い出します。

バスの中で一人、舌なめずりをしています(変態)

 

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こんな形の建物、建てるのも維持するのも大変そうですが・・・・

彼らが一体どこに向かおうとしているのか興味津々です。

 

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建物の下半分は銃痕だらけ

 

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この黄色い建物は、かの有名なサラエボのホリディイン

また別の日にじっくり訪れようと思います。

 

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サラエボに到着しました。宿に荷物を置いて、街を散策します。