地球のどこかで会いましょう

旅について感じたまま綴ります。普通の人はまぁ行かないようなところに行ったりします。踏んだことない土を一つでも多く踏んで死にたい。通算40ヵ国くらい。サラリーマンは副業です。

クロアチアからボスニアに陸路移動【クロアチア/ボスニア・ヘルツェゴビナ】

《2014年冬 クロアチア/ボスニア・ヘルツェゴビナの記事です》

 

 ドゥブロブニクのバスターミナルから、ボスニア・ヘルツェゴビナモスタルへ向かいます。 

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昨晩、ボスニアの写真を見せながら「次はここに渡る」とソンくんに話したところ、おめめをキラキラさせながら「オレも行きたい!」というので、一緒に移動することにしました。

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↑ ソンくんと€2のキャンドル

 

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モスタルは、世界遺産になった橋のある歴史ある街

この頃、クロアチアを調べるのにガイドブック(たしかaruco)を買ってペラペラ眺めていたら、「ドゥブロブニクから訪れるボスニア」みたいなページを見つけて、モスタルの風景に一瞬で釘付けに。

で、せっかくボスニアに行くなら・・・と思い、首都のサラエボにも寄ってみる行程にしました。 

 

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↑ バスチケットとおやつ

バスチケットは窓口に早めに行って買いました。

 

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↑ 車内の様子。満席ではないもののまぁまぁの利用者がいました。

普通に綺麗で快適な高速バスです。

 

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クロアチアの海岸線は、比較的裕福そうな風景が続いています。

 

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ここで地図を見ていただきたいのですが、青が今回の行程、注目いただきたいのが赤の部分。

ボスニアクロアチアはお隣同士の国ですが、豊かなアドリア海に面したボスニア領土の海岸線は、上記に示したとおりのほんの数ミリ・・残りはクロアチアが独占状態。

複雑な歴史背景によるものとは言え、極端すぎてなんともエグいです。

この環境の違いは、ボスニアに移動した後の現地の食文化にも顕著に表れていました。

 

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途中のパーキングでトイレタイムです。

 

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パーキングエリアでは、パンやケーキなどが売られていました。

 

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パスポートが回収され、陸路国境も難なく越えました。

美しい海岸線の風景から、岩肌のゴツゴツした少し荒廃した風景へと、車窓の様子が徐々に変わってきます。

 

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↑ cocktaはスロベニアの飲料メーカーから出ているコーラのような飲み物

 

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 変わりゆく車窓をぼんやりと眺めていたら、こうして遠い異国の地に自分の足で来れたこと、たくさんの景色や人との出会い、ひいてはそういうものに恵まれた自分の人生が、何にも代えがたく愛おしいものと感じました。

ちょうどこの頃、いろいろ我慢したり張りつめた日々が続いていたのですが、こうして感情のやりどころのようなものを与えてくれるのは、他の何でもなく旅なのでした。 

旅先でぼーっとしていると、どうも感傷的になります。
そんなのも込みで、旅がやめられないわけですが・・・・ 

 

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建てかけ?壊しかけ?の建物があちらこちらに

 

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社会主義の国の建物は形が独特で興味深いです

 

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中央の住宅の形や屋根の感じがとてもボスニアらしいと感じました

  

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モスタルのバスターミナルに到着しました。