地球のどこかで会いましょう

旅について感じたまま綴ります。普通の人はまぁ行かないようなところに行ったりします。踏んだことない土を一つでも多く踏んで死にたい。通算40ヵ国くらい。サラリーマンは副業です。

コロナ後の旅はどうなってしまうのか

こんにちはこんばんは。

この度は当ブログをご訪問いただき、

誠にありがとうございます。

 

これまで旅先で撮りだめした写真や、

旅を通じて感じた思いなど

一人でも多くの方と共有したい気持ちから、

ブログを書き始めました。

 

お忙しい日々の合間に、

ちょっとした現実逃避や、

「ふふっ」となる小ネタを

提供していきたい思いです。

 

もしよろしければ、

引き続きお付き合いいただけますと

大変嬉しい限りでございます。

 

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コロナ後の海外旅行がどうなっていくのか?

あまり考えたくもないので

考えないようにしているというのが

正直なところなのだけれど。

 

2010年台には、

日本でもLCCが多数就航・本格化し、

あらゆる層の人たちにとって、

海外旅行がとても身近なものになった。

もっぱら新千歳空港からの出発が多かったが、

新千歳からの直行便だけでも、

ソウル、台北のみならず、

バンコク、クアラルンプール、

更にはヘルシンキ行きなんてのもあった。

木曜や金曜の夜にいそいそと空港に行き、

週末は海外で羽を伸ばし、

週明けはさっと仕事に戻るといった生活を

送っていたものだ。

 

それもこれも、LCCや安宿の活用により、

旅行代が安く上がったことに尽きる。

台北はほぼ毎回、LCCのスクートを利用し

往復3万円かからないくらい。

時期さえ選べば、北海道⇔スペイン往復が6万円台

なんてのもあった。

近年のLCC普及により人の往来が活発になったためか、

主要な観光地には、手頃な価格で

安全快適に泊まれる安宿が一定数あり、

予約に困ることもほぼなかった。

 

旅のルート作成には、先人の旅人たちの

ブログを参考にさせていただいた。

地元のバス停情報から美味しいお店情報まで、

日本人は結構いろんな地を訪れているようで、

自宅にいながら生きた情報が得られ、

ありがたい限りだった。

ストリートビューで入り組んだ小道にある

宿の周辺を下調べしたり、

SIMフリーiphoneを買ってからは、

現地でもネットをいつも通りに使い、

どこに行くにも困ることがなかった。

 

この時代に日本人として生まれ、

便利なガジェットがあり、

自由に海外を飛び回れる自分は

本当にラッキーだと思ったし、

心の底からそんな生活を謳歌していた。

 

あっという間に、時代は変わろうとしている。

お世話になったあの安宿、

あの食堂はまだ営業しているのか。

あのお土産屋さんのご夫婦は、

ちゃんと暮らせているのか。

そんなことばかり考えている。

 

この先の数年後、また海外を

行き来できるようになったとしても、

全盛期の価格帯での旅は到底できないだろうし、

賑わいを見せたあの通りが、

元の活気を取り戻すことはないのだろう。

世界のあらゆるものごとが、

こうも脆く様変わりしてしまうのか。

 

ジャンボ旅客機1回のフライトによる

乗客1人あたりの温暖化ガス排出量は約400kgであり、

その重さはシロクマ1頭分、

というTVCMがかつてあった。

 

今回起きている「本当のこと」の正体は

自分には到底分からないが、

いいだけ好き勝手やってきた人類として、

今一度振り返るべき時期が

来ているのかもしれないとも思う。