ソウルから北朝鮮を見に行く【韓国/北朝鮮】
≪2016年春 韓国(と北朝鮮)の記事です≫
なんでも、
ソウルから日帰りで北朝鮮
を見に行けると聞きましたので。
↑ 地元のお店で朝ごはん
今回も週末弾丸韓国
あっという間の旅でも、ハングルに囲まれて異国感満載
心も体も丸洗いされたように
リフレッシュするから不思議です。
↑ 物騒な感じの何か
韓国と北朝鮮の間、
↑ とうもろこしのひげ茶はダイエット効果大
非武装地帯とは、
戦争や停戦状態にある国家の間に設けられた
軍事活動をしないエリアとのこと。
ここ都羅展望は、韓国側から北朝鮮を望める場所
この向こうに、北朝鮮が・・・!
向こうの山のふもとに見える街並みは、
北朝鮮の開城(ケソン)工業団地や宣伝村だそうで
まさに「宣伝」だという北朝鮮の歌?が
向こう側から大音量で流れていました・・・・
(ページの最後に動画があります)
韓国側から延びる鉄塔や電線は見慣れたもの。
その先の設備の状態がどうなっているのか気になる。
北朝鮮なんか停電し放題、というか
電気を満足に使える地域や時間も限られると聞きますから・・・・
備え付けの双眼鏡からは、貧しげな農村の様子が見えました。
未舗装の道路やほったて小屋のような住宅の周りで、
茶色っぽくボロボロの服を身に纏った農民が
カンカン照りの太陽の下、よたよたと手で何かを植えたり、
手押し車で藁のようなものを運んでいたり。
日本のTVで流れるような平壌のビルが建ち並ぶ風景が
いかに滑稽な”やらせ”であるかが見て取れました。
軍人さんたちも恰好だけは装備しているものの、
写真撮影に応じてくれたりと、
観光地化されすぎててちょっと拍子抜け。
都羅山駅は、韓国最北端の駅
南北統一を願い、統一後の利用を想定して建てられたそうです。
線路は平壌を通り、ヨーロッパまで続きますが、
北朝鮮との”戦時下”である今、
ここのイミグレーションが開かれることはありません。
↑ 北朝鮮のワイン
この辺りでは、DMZグッズのみならず、
made in 北朝鮮の製品も買えちゃいます。
北朝鮮のワインはというと、ものすごい沈殿物と渋みで
とても飲めるものではありませんでした・・・・
以前、韓国人の友人に
「北朝鮮をどう思うか」と尋ねたことがあります。
「私たちは家族なんだ」と彼は言いました。
遠くを見つめ、寂しそうに笑った表情が忘れられません。
↓ 北朝鮮の「宣伝放送」が聞けます。