イギリスの飯は本当にマズいのか
≪2011年春 イギリスの記事です≫
世界一のメシマズと言われるイギリス
イングリッシュブレックファストと言えば、これでもか!の豆攻撃。
好き嫌いのなさを自負する私でさえ、この豆はさすがに食べきれなかった記憶が。
目玉焼きの他、焼きトマト、マッシュルーム、ポテト、ベーコンが定番です。
イギリスと言えば紅茶。同じ茶葉でもイギリス人がいれる紅茶はとても美味しいと聞きますが・・・・うーん??
↑ デパートのティールームでケーキセット
上の2枚共通、ミルクティーを作るときのミルクがぬるいのかどちらも生ぬるい。個人的には熱々をすすりたいのですが、このくらいが本場なのでしょうか?
ちなみにミルクティーのミルクを先入れするか後入れするか問題は、紅茶にうるさいイギリス人の間では永遠の議論なのだそうです。
↑ フィッシュアンドチップスのテイクアウト。見ての通り食べる前からmessy!
味付けはほぼなく、お好みで塩やビネガーで味付けします。
まぁなんというか、味が単調なんですよねぇ。そもそも味付けしてないから、味も何もというところなんですが・・・・
ちょっとしたサンドイッチと飲み物を買うと軽く1000円オーバー
日本だったら安く抑えたければコンビニという選択肢がある一方、イギリスではどこで買ってもこのくらいかかってしまう感覚。それもあまり味がなかったり、パンがもさもさしてたり・・・・
低価格でもちゃんと美味しい日本のコンビニ飯は、世界的に見ても超優秀だと思います。
↑ ここでも豆の量に圧倒されます。豆好き民族なのでしょうか?
ここまでこき下ろしてきて言うのもなんですが、総じて「イギリスは特別飯がマズい」と言うつもりはありません。イギリスの水準でマズいと言うなら、アメリカも他のヨーロッパもさほどレベルは変わらないと思います。
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↑ 旅の後半、ついに心が折れて中華に駆け込む
美味しい!美味しいです!!泣
噛めば噛むほど口の中に広がるコクと旨味・・・・味の奥行きと広がりが別次元。更に付属のスープが冷えた体を芯から温めてくれます。
・・・はい、前言撤回します。
というか、日本をはじめとするアジア圏の「旨いものを食べるための本気度」が尋常じゃないのだと思います。
中国人の友人が言っていた「生きるのは、美味しいものを食べるため」に激しく同意です。
旅行は旅行でも、アジア圏や国内だと帰ってきてからの体重が不安なんですが、ヨーロッパ圏だとむしろダイエットになっているのがすべてを物語っている気がしてきました。
帰国して麺つゆを飲むと、日本人に生まれてよかったと心の底から思う次第でございます。