地球のどこかで会いましょう

旅について感じたまま綴ります。普通の人はまぁ行かないようなところに行ったりします。踏んだことない土を一つでも多く踏んで死にたい。通算40ヵ国くらい。サラリーマンは副業です。

週末上海②~上海の味わい深い下町

週末上海②

≪2017年秋 中国(上海)の記事です≫

 

 

ここ20年くらいで急激な経済発展を遂げた中国。

 

f:id:sana_tabi:20210529173320j:plain

↑ 泊まったホステルは部屋の空調と水回りが微妙で失敗

 

f:id:sana_tabi:20210529173332j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173346j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173359j:plain

 

SNSでは上海と言えば最先端のオシャレタウン

みたいな書かれ方をしているそうですが

 

f:id:sana_tabi:20210529173301j:plain

 

「高層ビル群の根元にスラム」

というのはどの国でもそう珍しくない光景

 

ここ上海でも、建ち並ぶ高層ビル群に隣り合うように、

スラムとは言わないまでも、

昔ながらの生活を営む人々の姿を垣間見ることができた。

 

f:id:sana_tabi:20210529173428j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173415j:plain

↑ なかなかに味わい深い広告

 

f:id:sana_tabi:20210529173442j:plain

↑ 呪いのお札みたいでちょっと怖い。

 

f:id:sana_tabi:20210529173454j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173509j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173522j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173536j:plain

↑ すぐ向こうには高層マンションが見下ろします

 

f:id:sana_tabi:20210529173611j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173647j:plain

↑ おやつのアイス。9月の上海はまだまだ暑いです

 

f:id:sana_tabi:20210529173701j:plain

f:id:sana_tabi:20210529173714j:plain

 ↑ 竹の足場が組まれた風景

 

いわゆる「昔ながらの生活」は

不便とかかわいそうとか言われがちだけれど、

果たして本当にそうなのか疑問に思うときがある。

 

戦後の高度成長期の日本の映像を見たことがある。

まだ貧しいながらも大家族の目は輝き、

これからよりよくなるであろう未来を見据え、

子供も大人も希望に満ち溢れた表情をしていた。

 

それから時は流れ、

あらゆるものが至れり尽くせりになった今の日本。

それらと引き換えに、失ったものはなんだろう。

 

 

f:id:sana_tabi:20210529173633j:plain

 ↑ おっちゃん

 

美味しそうなにおいに惹かれ、蒸したての餃子をいただいた。

ずっとこの場所で営んでいるであろうおっちゃんのお店には、

出来たての餃子を求めて地元のお客さんがひっきりなしに訪れる。

 

f:id:sana_tabi:20210529173621j:plain

 

お世辞にも綺麗とは言い難い昔ながらの店内。

人のいい笑顔で餃子のお皿を手渡してくれた、

一生懸命なおっちゃんの姿が今も心に残っている。