ヘルシンキの治安/ヘルシンキで変態に遭遇した話
ワークライフバランスの国~フィンランド③
≪2019年秋 フィンランドの記事です≫
前回、フィンランドを散々持ち上げた後なのですが。
(前回記事「残業しない国になるために必要なこと」参照)
ヘルシンキでちょっと身の危険を感じる出来事があった。
↑ 朝のシベリウス公園
早朝、私はとある停留所でトラムを待っていた。
週末の朝は、まだ車も人もまばら。
と、そこにロードバイクに乗ったスキンヘッドの男性が通りかかった。
※チャリダー:ちゃりんこで旅してる人
↑ シベリウス公園近くのカフェ・レガッタはシナモンロールが人気
スキンヘッド「すみません、今日何曜日ですか?」
主「?土曜ですけど・・・」
スキンヘッド「そうか、ありがとう・・・・・・握手しよう」
主「(は??)いえ、いいです・・・」
スキンヘッド「だkflhgjsかづふぇいw???」
しょっぱなから目が座ってて変な感じだったけど、
もしかするとこりゃやべぇ奴だぞ。
↑ シナモンロールとコーヒー
フィンランドは労働法にコーヒー休憩が定められているくらいコーヒー好きらしい
こんなところで変なのに巻き込まれるなんて絶対に御免だ。
適当に目をそらし用事を思い出した素振りでそそくさとその場を去る。
こちらをチラチラと見ている様子はあるものの、後を追ってくるでもなさそうだ。
曲がり角を曲がる直前でそっと振り返ると、
チャリに括った小汚い荷物から空のペットボトルやら缶やらを次々に取り出し、
ナニカを高らかに叫びながら壁に投げつけているスキンヘッドがそこにいた。
オマケ
帰国の日、私はヘルシンキ中央駅から空港行きの列車に乗りこんだ。
そこに、空席だらけなのになぜかピッタリと隣に腰かけてきた男性。
と、途端になんともいえない香しいかおりが鼻をつく。
隣を見ると、全身穴だらけ&シミだらけのTシャツとジーンズを身に纏った
顔中白いブツブツだらけの見るからにやべぇ奴がそこにいた。
これまた何か用事を思い出したふりをして席を移動したことは言うまでもない。
結論
やっぱり日本は平和でいい国だった。