モスクワから寝台列車の旅
いざなわれて~ロシア⑤
≪2019年秋 ロシアの記事です≫
ロシアともそろそろお別れ
モスクワから夜行列車でフィンランドのヘルシンキへ向かいます。
↑ 夜の鉄道駅
国際列車が発着するレニングラーツキー駅は、さながら国際空港のよう。
荷物検査を済ませ、
家族連れがパラパラと並んでいて、いたって治安のいい雰囲気。
抱き合って別れを惜しむ姿に旅情を感じます。
↑ こういうの見ると旅好きの心にぐぐっと来ます。
23:10発のトルストイ号
ちょっと奮発して、1等2人部屋寝台をインターネットで予約しました。
今の時代なんでもネット購入できるし、詳しく書いてくれているブログもあったり、
本当にありがたいです。
係員にパスポートとeチケットを見せて乗車します。
係員の方は綺麗な英語を話す知的な雰囲気の中年女性。
「ロシアの寝台列車」という響きからの想像を覆すようなインターナショナル感
(後でググって知ったことですが、ロシア国内向け列車とヨーロッパ各国を繋ぐ列車では、車体からサービスからまるで待遇が違うそうです)
↑ 部屋の様子。想像以上に綺麗で立派
両側のソファーの背をパカっと倒すとベッドになります。
ベッドの下のスペースに大型のスーツケースも収まります。
↑ アメニティセット
そうこうしているうちに、相部屋と思しき白髪の上品なおばあちゃんが到着。
ご挨拶をしてみたら、どうやらロシアの方のようです。
定刻になり、列車は静かに発車しました。